日通の単身パックは、専用ボックスに入れた荷物を低価格でプロのスタッフさんが運んでくれるという単身者を中心に人気をあつめる引越しパックです。日通の単身パックは荷物量に合わせてS・L・Xの3種から選ぶことができ、また割引サービスや安心保障もついているお得なパックとなっています。今回は特に高い人気を誇る単身パックS・Lについてご紹介します。

日通単身パックSとLは何が違うの?

単身パックは他社にもありますがSとLのサイズが用意されているのが日通の単身パックの特長です。単身パックXは荷物が多めで遠くに転居される方向けで、単身パックS・Lと比べると料金も50,000円台からと高めです。単身パックは最低限の荷物を安く運びたい方がよく利用するので、日通の単身パックというと単身パックS・Lをイメージされる方が多いでしょう。

単身パックに向いている人は?

日通の単身パックS・Lは大きな荷物が少なめの方、荷物自体が少なめに方に適しています。料金の安さと料金体系のわかりやすさが注目される単身パックですが、日通の単身パックは家具家電をスタッフが梱包、開梱、設置してくれるので女性の方も安心して利用できます。単身パックというネーミング通り、入学や入社、単身赴任に際して単身の方が主に単身パックを利用していると思われます。

私も大学を卒業後、実家に帰る際に日通の単身パックを利用しました。当時私は大学生で単純にお金がなかったというのと、実家に大型家具や家電をたくさん持ち帰ると邪魔になるという理由から、安く最低限の荷物を運べる日通の単身パックを選びました。下見が必要な見積もりとは違い、見積もりいらずといってよいほど料金体系がわかりやすく、そして何よりも安い日通の単身パックは私の当時の引越しには最適でした。

家具家電を運ぶと高いというイメージがあった私は、引越しを検討した当初は段ボール数個だけクロネコヤマトの宅急便かゆうパックで送ろうと考えていました。しかし、調べていくうちに段ボールを5つ6つも運べば10,000円は超えてしまいそうだということがわかり、それならもう少し頑張って20,000円ほど払い、家具家電も少しなら積める単身パックにしようと決めました。段ボールを10,000円以上出して運ぶよりも、20,000円ほど出して単身パックで好きな家具家電や荷物を運ぶ方が私にはコストパフォーマンスが高いように思えました。

私は移動距離が香川から岡山までと近かったため、単身パックのおかげで当初予定していた段ボールに加えて大切な荷物をとても安く運ぶことができました。段ボールだけ運びたいという方も多いと思うのですが、そういった方も段ボールの量によっては単身パックのほうが安くすむ可能性がありますので単身パックも検討してみてはいかがでしょうか。

単身パックSとLのサイズの差は?

低価格で安心となると、どれだけの荷物が入るのかというのがみなさんの疑問であり興味だと思います。単身パックSと単身パックLの違いは荷物を入れる専用ボックスのサイズの違いで、単身パックLは単身パックSの約1.6倍の収容量です。Sサイズの専用ボックスは横幅108cm、奥行き74cm、高さ155cmで、Lサイズの専用ボックスだとSサイズよりも奥行きがさらに30cmプラス、高さは20cmプラスされます。

単身パックSとLは具体的にどのような荷物が入るの?

具体的に日通の収納例を挙げますと、単身パックSに収まるものとしては冷蔵庫(2ドア・109リットル)、薄型テレビ(20インチ)、小さいテレビ台、電子レンジ、掃除機、三段のカラーボックス、姿見、布団、日通の段ボールMサイズ(517mm×343mm×343mm)4個が収納例として記載されています。Lサイズの場合はSサイズの全荷物に洗濯機(4キログラム)、衣装ケース(39cm×53cm×23cm)、日通段ボールMサイズ1つを加えたものが収納例として挙げられています。基本的には収納例として載っている家具家電の大きさは単身者が使うサイズと思ってよいと思いますが、イメージがわかないという方は日通のホームページにサンプル画像がありますので参考にしていただけたらと思います。

S・Lサイズともに、おそらくみなさんが想像しているよりかなり収納スペースは狭いです。かなり厳選した荷物しか載せられないと思っていただいてかまいません。S・Lサイズともに収納できるものは小さめの家電が数点、段ボール数点といったかんじなのでほとんどの方は荷物を減らす努力が必要となると思います。私は標準的な女子大生くらいの荷物が部屋にありましたが、単身パックでの引越しの際にほとんどといっていいほどの家具家電、その他の荷物を処分しました。

家具家電は単身パックでは必要最低限しか運べないため、積まない荷物は別送するか捨てる必要があります。1つ2つの、専用ボックスに入りきらないお気に入りの家具家電なら別送するのもありかとは思いますが、個人的にはせっかく単身パックを利用するので専用ボックス内に荷物を収めて安く身軽に引越しすることを勧めたいところです。

家具家電はリサイクル法などもあって捨てるにもお金がかかるので工夫して処分してください。ちなみにあとでご紹介しますが、日通にはこうした捨断離に役立つオプションがいろいろ用意されています。

日通は段ボールを用意してくれるの?

日通の単身パックは段ボールなどの梱包資材はセットされておらず、自分で用意するかオプションで購入することになります。オプション料金を3,000円ほど払うか自分でスーパーなどに段ボールを集めに行くかになりますが、私は当時大学生で時間があったのでスーパーに取りに行きました。ご自身の懐事情や時間の都合に合わせて選ぶことになりますが、日通は引越しに便利なオプションをたくさん用意しているのでオプションもぜひ確認してください。

日通のオプションには前述した通り、捨断離に役立つ粗大ごみの引き取りや、家電リサイクル品のお引き取りの他に、エアコンの工事や荷物の一時保管、ハウスクリーニング、各種の電気・水道・ガス器具の工事などのオプションもあり、これらは引越しの際にとても役立つのではないでしょうか。ほかにも乗用車・オートバイの輸送やピアノの輸送、家事お手伝いサービス、盗聴器・盗撮器探査といった他社にはない独特のオプションまで幅広く用意されているところが日通を選ぶ1つのポイントになります。

不要な粗大ごみや家電の処分はできるの?

私は20,000円ほどお金を出して洗濯機を近くの家電量販店に引き取ってもらいましたが、前述したとおり日通の単身引越しではオプションで家電リサイクル法対象の家電を引き取るサービスを行っており、こうしたオプションをもっと調べていればトータルでもっと安く引越しできたと思います。また、粗大ごみを大量に出したため日通の粗大ごみ回収のオプションも確認しておけばよかったと若干の後悔があります。

日通の家電リサイクル品の回収については、はっきりした値段はホームページに提示されておらず、詳しい価格は問い合わせるしかなさそうです。日通が回収の手配を請け負ってくれるというサービスで、回収業者が家電を自宅から指定場所まで運び、処分してくれるため自分で指定場所まで運ぶ手間が省けて時間的・体力的負担は少なくすみます。また、自分で回収業者を選ぶのもひと手間なのですがこのオプションを利用すれば日通を通すので安心して任せられるのではないでしょうか。

粗大ごみなど不用品の回収費用も同じく公式には提示されていません。生活ごみは引き取ってもらえませんので注意してください。日通の粗大ごみ回収オプションのメリットは、面倒な引越し作業を日通が代わりに行ってくれるという楽さです。家電リサイクル品もそうですが、粗大ごみなど不要なものを捨てるというのは結構疲れる作業です。安さをより重視する方は、一般的に市町村の粗大ごみ回収が安いためお住いの自治体に確認し、日通と価格比較してはどうでしょうか。私の住んでいた市では3月は粗大ごみを回収してくれる日が週に3日ありましたので引越しぎりぎりの方でも間に合うかもしれません。

家電リサイクル品や粗大ごみの回収といったオプションは個々人で回収物の内容や量も異なるため、インターネットで調べるよりも見積もりをしたほうが確実で早そうです。個人的な経験から言うと、家電量販電での家電リサイクル品の引き取りはかなり高いので日通に見積もりをとることをお勧めします。

日通の単身パックSとLの気になる料金は?

気になる日通の単身パックの価格ですが、WEB割引を使うと単身パックSは15,000円から、単身パックLは16,000円からとなっています。料金はボックスのサイズや移動距離、配達時間帯や曜日によって異なりますが、移動距離が大きく価格を左右しますのでエリア別の料金体系を確認すると見積もりせずともおおまかな価格がわかりそうです。私は大学生協のチラシで大まかな料金を確認しました。

私の個人的な印象では日通のスタッフさんはかなり頑張って積み込んでくれますが、荷物が積み切れず宅配便など別送となると別料金が発生することもあるようなので無理のない範囲で荷物の量を決めてください。
割引サービスを利用しないと損!

日通の単身パックは安いうえに色々な割引があります。代表的なものにWEB割引、複数ボックス割引、エリア割引がありますが、特にWEB割引はパソコン、モバイル、スマートフォンから予約するだけで2,000円割り引かれるのでぜひ活用してください。複数ボックス割引は2ボックス以上が対象で、1ボックスにつき1,000円割引となります。エリア割引はエリアや集荷日によって1ボックスにつき1,000円割引されます。また、日通の引越しはマイルや各種ポイントもたまります。私は大学卒業時に生協を通して単身パックを予約し割引や特典があったので、大学生の方は生協を利用するとさらにお得に引越しできると思います。

どんな場合に料金が割り増しされるの?

また、逆に夜間や土日祝、3月下旬から4月初旬は割増されてしまうので、サイズやオプションなど各々の優先順位をふまえた最適な単身引越しプランをつくってください。
安く、料金体系がわかりやすい単身パックは各引越し業者も力を入れていますが、他社にはないSとLのサイズ展開がある日通の単身パックはよりみなさんのニーズにマッチした引越しを可能にするでしょう。

まとめ:日通の単身パックをうまく利用するコツとは?

私は1年前に日通の単身パックを利用しましたが、スペースの有効活用のため家具家電は極力減らし、段ボールの数を多めにしました。冷蔵庫のみ梱包してもらい、電子レンジやテレビは収納スペースを増やすため段ボールに入れました。

私は「捨てる」という手段で家具家電など荷物を減らすことで日通に払う料金も安く済ませることができたので、引越しを機に捨断離することもお勧めです。荷物を減らすと引越しが安く済むうえにお部屋がすっきりして気持ちよかったです。

日通の単身引越しは専用ボックスに収まるかぎり収納物は自由なので、家具家電や段ボール量を調節して必要なものを安く運んでください。