私は去年、日本通運の単身パックを利用して二万円前後で単身引越しをしました。

各種サービスや引越し業者のイメージ、料金の安さなど引越しでこだわる点は人によってさまざまでしょうが、もっともみなさんの関心の対象はやはり引越しにかかる費用ではないでしょうか。

引越し料金を安くするための考え方

私も引越しにおいては料金の安さを最も重視します。

安く単身引越しするための工夫は、とにかく荷物を減らすというシンプルなものです。そして肝心の私の荷物の減らし方ですが、「捨てるべきものは捨てる」というかなり王道なやり方です。

しかし物を捨てるのもなかなかお金や手間がかかるので、意外に知られてない安い捨て方についてお伝えできたらと思います。

私は去年単身引越しした際に安さを第一において引越し業者を選びましたので、とにかく安く単身引越しをしたいという方は私の引越し体験談をぜひ参考にしていただけたらと思います。

単身引越しの流れ

大学生の私が行った単身引越しのおおざっぱな流れは以下の通りです。

1.大手引越し業者を数社インターネットにて簡単な見積もりをとる。
2.一番安く済むと判断し、また安心感を持つことができた業者の単身パックを予約
3.引越し当日までに積み込む荷物や捨てる荷物を準備する、という感じです。

私は大学が斡旋している引越し業者ならトラブルの危険性は低いだろうと考え、大学の生協に置いてあるチラシに掲載されている中から引越し業者を選びました。
そして絶対持って帰りたいものや今の自分の状況をふまえてインターネットで数社簡単な見積もりを取った結果、日本通運さんの単身パックを利用することにしました。

二月の忙しい時期にアポイントを取りましたがスムーズに三月の引越し日時が決まったので、大学生の方は大学生協のチラシのチェックをおすすめします。

単身パックを前提に業者を選定

引越しシーズンの二月に引越しが決まった私は早急に引越し業者を予約する必要がありました。まだ積み込む荷物を具体的には決めていなかった私には、積み込む荷物を単身パックのサイズに合わせることを前提に業者を探しました。

単身パックのサービスを行っている引越し業者は日本通運以外にもありますが、日本通運に決めた理由としては知人が以前何度か利用しており信頼がすでにあったからです。個人的な日本通運さんの印象としては、値下げをしないが抜群に安いという感じです。

まわりの引越し経験者を見る限り、見積もり時に日本通運さんが一番安い価格を提示していることが多いです。最近知人がアート引越しセンターさんを利用して単身引越ししをしていましたが、日本通運さんの見積もりを伝えると一気に十万円以上値下げしてくれたそうです。

私は引っ越し費用をできる限り安く抑えたかったのでパックを選択しましたが、荷物が多くパックが利用できそうにない方は日本通運さんの見積もり時の価格を目当ての引越し業者さんに伝えてみるともしかしたら値下げしてくれることもあるかもしれません。

大きな家具はコスト大。家具家電の断捨離をしよう!

インターネットで簡単な見積もりをしていると大きい家具や家電を積むと一気に値段が吊り上がることがわかりました。この際家具や家電は積み込んで持ち帰るより捨てるほうが安いと思いました。

そこで、私は思い切った手段を取りました。
家具・家電は結構使い込んだものが多かったため、家具は大きなものはすべて捨て、家電は捨てるとお金が相当かかりそうな冷蔵庫のみ持ち帰ると決めました。冷蔵庫という大きな家電を運ぶとなるとどうしても一万円は超えてしまうと思ったため、それなら一万円台から用意されている単身パックを利用してスペースのある限り荷物を積めるだけ積もうという心境でした。

安く引越しするためには荷物の入れ物の選び方から工夫が必要です。

私が利用した日本通運さんの単身パックのサービスは前もって具体的に積み込む家具家電や段ボールの数を決めるタイプではなかったので、予算が同じならできる限りの荷物を積み込もうと思いさまざまな工夫をしました。

その工夫の一つは重要度に応じて荷物の入れ物を段ボールと袋に分けることです。私は引越し当日までに、段ボールに入れた必ず積み込みたいと考えている家具家電に加えて数個の袋に入れた荷物を準備していました。自力では運べないような絶対引越し業者さんに頼みたいものは段ボールに入れ、積み込めたらいいなというくらいの軽い気持ちのものは袋に入れるという感じです。

利用した単身パックの収納可能スペースを有効に使うことができれば、トータルの引越し料金をかなり抑えることができますよ!

大型家具の処分は市の回収業者を使うと安く済むケースも

荷物を捨てることで安く引越ししようと決めた私はベッドやソファといった大型の家具を市の粗大ごみ回収業者に頼むことにしました。

私の市では粗大ごみはコンビニで粗大ごみシールを一枚五百円で買い、粗大ごみに直接貼って指定場所に出すという方法で回収されます。シールを粗大ごみ一つに対していくつ貼るかは各市町村によって異なるかも知れませんが、私の市では私のソファやベッドはシール二枚、つまり各千円で回収してくれます。

粗大ごみに関しては民間の回収業者よりも市町村に頼んだほうが圧倒的に安いため、当初はすべての家具、いらない荷物を市の粗大ごみに出すつもりでした。結果的にはベッドは大きすぎるのと重すぎるのとで私一人では運べず、民間の粗大ごみ業者に依頼し七千円と高くつきました。

大きい家具を安く捨てたい方は家族や知人に手伝ってもらうなどして市町村の粗大ごみに出してください。市町村の粗大ごみ回収は安い代わりに自分で屋外の指定場所まで粗大ごみを自分で運び出す必要があり、当時エレベーターなしの三階に住んでいた私はとても大変でした。

民間の粗大ごみ回収業者については情報量も少なく、業者を選ぶのが難しかったです。インターネットで比較的評判が良い二社に電話しましたが、どちらもはっきりとした回収時にかかる費用は教えてくれませんでした。私がベッドの回収を頼んだ業者は電話予約時には一万五千円あたりから二万円台というアバウトな金額を提示していましたが、実際は七千円で引き取ってくれたので現物を見て判断するといった感じなのかもしれません。

市町村と比べるとかなり民間の粗大ごみ回収の利用は高くつきますが、部屋まで回収に来てくれて楽というメリットはあります。

引越し前日~当日の流れ

引越しはなかなか段取りどおりに進まないものです。

段ボールはできるだけ大きさをそろえたほうが単身パックの収納スペースを有効活用できると思いますし実際そうしたかったのですが、私は引越しシーズンだったためか大きさがバラバラな段ボールしか集められませんでした。そこで私は余ると予想されたスペースに袋に入れた荷物なら入るかもしれないと思い、優先順位の低いものは袋に入れたのです。

引越し当日の流れですが、引越し業者さんが来たら冷蔵庫や段ボールに入れた荷物を最初に積み込んでもらい、最後のあたりで袋に積めた荷物を控えめに積んでもらえるか頼みました。

幸い私はまだスペースが空いていたようで快く積み込んでもらえました。私は袋には主に服やクッションなど布製で圧縮に耐えられそうなもの入れていました。袋にぱんぱんなるまで入れるのではなく、少しゆとりをもって詰めたほうが良いかもしれません。

ただ、袋に入れてなんとか積んでもらおうという作戦はあくまで引越し業者さんの善意と私の収納スペースの予測の基づいたリスキーなものなので、失敗に備えて荷物を積み込む日と粗大ごみに出す日の順序に気を配ってください。袋の荷物が積み込んでもらえなかった場合は袋ごと粗大ごみに出す予定でしたので、引越しの後に粗大ごみ回収の日を設定しました。

自力で持ち帰れない重いものを優先して積み込む

私は家具家電以外で引越し業者さんに頼むものは本と服くらいでしたので、とりあえず絶対に自力では重くて持って帰れない本を優先して段ボールに詰めました。引越し当日の引越し業者さんをみていると文庫本いっぱいの段ボールをもつのがかなりきつそうで申し訳なかったですが、自力で持って帰れないものを優先して積み込むというのが引越しを安く済ませるポイントだと思います。

まだ若いアルバイトの大学生が重い段ボールを苦しそうに持っている姿をみると心苦しいものがありましたが・・・。引越しを二万程度で済ませるにはある程度荷物を厳選し、いらないもの捨てる努力をすることと、心を鬼にして引越し業者さんに重たいものを持たせる必要があるのではと思います。

冷蔵庫や大量の本など、絶対に自分で運ぶことができないものを一気に目的地まで運んでくれる、これが引越し業者さんを利用してよかったなと私が思うことであり、そもそも引越し業者さんを利用した目的です。また、私はテレビやDVDプレーヤーなどの電子機器もスペースの有効活用のため段ボールに入れたのですが、こういった内容物に配慮してトラックに積んでくれたのはとてもありがたかったです。

電子機器を段ボールに入れる方は引越し業者さんにだめもとで内容物を伝えたほうがいいと思います。下宿当時エレベーターなしの三階に住んでいた私は、引越し業者さんなしで引越しなんてとても無理でしたね。

日本通運の単身パックはとても役に立った

私は日本通運さんの単身パックを利用しましたが、単身パックを使うことが初めてということもあって荷物をどのくらい積み込めるかはっきりわかりませんでした。

日本通運さんの単身パックは段ボールが何個、家電はこれとこれで大きさは何センチ、といった風にはっきりと積み込むものが決まっているわけでありませんし、電話で予約する際に利用するパックを伝えただけで具体的な内容物は伝えていなかったと思います。

当日まで不安感もありましたが、引越しが決まったばかりで準備ができていない私にとっては積むものが決まっていなくてもとりあえず予約ができるというメリットのほうが上回りました。

日本通運さんの単身パックは予約して業者さんを確保しておいてからスペースを考えて準備できるという部分で、わりと急な引越しでも安くできるのではと思います。引越し当日も日本通運のスタッフさんと積む荷物を確認しながらの作業でしたので日本通運さんの単身パックは融通がききやすいという印象です。もっとも、私の袋作戦は融通を「きかせる」と言ったほうが正しいのかもしれません。

引越し当日に来てくれた方々はベテランのような男性一人と若い学生のような男性が二人で、作業もスムーズでしたし非常に感じがよかったです。引越し当日は三月だったので忙しい様子ではありましたが雑な印象はなく、とても丁寧に対応してくださったので機会があればまた日本通運さんの単身パックを利用しようと思います。

まとめ

安く引越しするためにはお金の代わりに努力や工夫、情報収集と強めのメンタルが必要です。安く引越しするためには自分でかなり動く必要があるので、正直にいうとあまりかっこよくはありません。段ボールをスーパーで探し、持って帰る姿。せっせと生活感あふれる粗大ごみを外へ運び出す姿。あまりみられたくはないし、荷物は重いし大変です。しかしそのかわりに浮いたお金で好きなことができました

結論としては、引越し料金を安くする一番簡単な方法は、荷物を少なくすることです。これに勝るものはないと思います。私は単身パックに入りきらない荷物は自力で現地に捨てて帰るという方法をとりましたが、引越し後数日は腰が痛かったです。みなさんは自分の体と相談しながら安く引越ししてください。