1 引越し準備を始める期間

引越しの準備はいつから始めればよいのか、どんな作業から始めればいいのか、初めて引越しをする人は色々な疑問や不安があると思います。持っている荷物の量によって準備にかかる時間は異なりますが、単身引越しの場合1~2週間かけている人が多いようです。引越しが決まる時期にもよりますが、働きながら単身引越しをする方は2週間ぐらい準備期間があると余裕を持てると思います。
働きながらですと作業が夜になってしまいますし、疲れてなかなか荷造りが進まない事が多いのでご自分で全て荷造りを行うという人は特に時間に余裕を見た方がよいです。
引越し準備で行うことは大きく分けて「荷造り」と「転居に関する各種手続き」になります。
転居に関する手続きは意外と作業に時間がかかりますので、チェックリストを作り計画的に進めていきましょう。荷造りに関しても、引越し先ですぐに使うものと使わないものを分けて、引越した後不便がないように計画立てて荷作りを進めていきましょう。

2 引越までの荷造りの流れ

以下は荷造りの基本的な流れになります。

■引越し2週間前~1週間前までにやっておくこと

・引越し業者から梱包資材をもらう
・粗大ごみの処分
・不要品の処分
・オフシーズンの衣類、雑貨を荷造り
・すぐに使わない本やCDの荷造り
・すぐに使わない調理器具や食器の荷造り
・引越し後すぐに使う服などを選別

荷造りを始める前にまず必要な作業は不要品の処分です。引越しは物を整理するよい機会ですので、この際いらないものはどんどん捨てましょう。荷物が少ない方が荷造りも楽になります。粗大ごみなどは申し込んでから捨てるまでに時間がかかるので早めに申し込みをします。テレビや冷蔵庫など引越し業者が買取をしてくれるものは業者に処理をお願いします。次に荷造りを始めますが、引越した後もしばらく使わないものから詰めていきます。オフシーズンの衣類や、趣味の物、本、CDなどを詰めていきますが、この時いらないかもと思ったものは思い切って買取に出してしまってもよいかもしれません。梱包した段ボールは重い物が下になるように積んでいきましょう。特に書籍は段ボールいっぱいに入れてしまうと引っ越し業者さんも持てなくなるぐらい重くなりますので気を付けてください。
引越した後すぐに着る衣服などはスーツケースなどに入れておくとわかりやすくなります。

■引越し前日までにやっておくこと

・すぐ使う調理器具・食器を荷造り
・冷蔵庫の中身の処分
・日常で使う小物の荷作り
・貴重品のまとめ
・冷蔵庫と洗濯機の水抜き

引越しの1週間以上前に調理器具や食器をしまうのは難しいので、どうしても直前での荷造りになるかと思います。引越し前日までの荷造りは、普段の生活で使用しているものを徐々にまとめて詰めていく作業がメインとなります。冷蔵庫と洗濯機は前日までに電源を抜いて水抜き作業をしますので、冷蔵庫の中身を空にする、洗濯はできるだけ済ませておく必要があります。冷蔵庫の中身は普段料理をする人だと使いかけの調味料などがたまっている場合がありその処分に時間がかかりますので気を付けましょう。その他、洗面台や風呂場など水回りの小物は直前まで使用しますが、水分を拭き取って荷造りするのは面倒なので前日は銭湯に行くなどしてもよいかもしれません。
小物を入れた段ボールは何が入っているか箱にしっかり記載しましょう、分類をしておかないと引越した後にどこに何があるかわからなくなってしまい荷ほどきが難しくなります。特に引越し直前になるとだんだん荷造りが適当になってきてしまいますので、注意が必要です。

3 引越し前に必要な手続き

次は、引越しに必要な諸手続きについてです。

■引越し2週間前までにやっておくこと

・引越し業者のへの依頼
・電話の転居手続き
・ガス・電気・水道の転居届
・国民健康保険の移転届

まずは電話とガス・電気・水道の移転の手続きから始めましょう。電話については単身の方は携帯電話しか持っていない人がほとんどでしょうから利用しているキャリアに住所変更の申し込みをすれば終わります。ガス・電気・水道については電話かインターネットで申し込みをします。この時に引越し先が現在契約している事業者で対応しているエリアであれば、停止と開始の手続きを同時に行うことが出来ます。またこの時、使用番号を伝えると手続きがスムーズに進むので毎月もらう利用明細書を用意しておきましょう。国民健康保険の変更については自営業の方は自分で手続きが必要ですが、サラリーマンであれば会社に申請すれば会社の方で手続きをしてくれます。

■引越し1週間前~前日までにやっておくこと

・郵便転居届
・NHKの住所変更届
・新聞・衛星テレビの住所変更届
・インターネットプロバイダの住所変更届
・銀行・郵便局口座の住所変更届
・クレジットカードの住所変更届
・転出届
・ご近所へのあいさつ

忘れがちなのが郵便物の転送サービス申し込みです。これは郵便局に引越し先の申し込みをしておくと引越してから1年間は旧住所あての郵便物を現住所へ転送してくれるサービスです。申し込みはインターネットまたは郵便局にある転居届用紙に記載しポストに投函します。NHKや新聞、インターネットプロバイダ、銀行口座、クレジットカードの住所変更は電話かインターネットで申し込めば変更できますので忘れないうちに申し込んでおきましょう。
転出届は現在住んでいる市区町村の役所に行き申し込みをします。転出届が出せるのは引越し日の2週間前から前日までなので、2週間前になったら忘れないうちに行っておきましょう。また宅配サービスなどを利用されている方もこの時に住所変更届をやっておきましょう。
隣近所へのあいさつは引越前日までにしておきましょう。マンションなどでは引越当日エレベータを占有したり通路に荷物を置いたりしますのでお隣さんには一言ご迷惑をおかけしますと言ってあいさつをしておくのがマナーです。

■引越当日から引越し後2週間ぐらいまでにやっておくこと

・電気・ガス・水道の使用開始届
・転入届
・印鑑登録の変更
・運転免許証の変更
・引越しのあいさつ

電気と水道に関しては、基本的に当日からすぐに使用できます。その際使用開始を伝えるハガキが新居に備え付けてありますので必要事項を記入し数日以内に投函します。ガスに関しては、元栓を開けるときに立ち会う必要がありますので、事業者に連絡し時間を決めておきます。
転入届は引っ越しをしてから2週間以内に提出する必要がありますので早めに役所に行きましょう。その時に旧住所でもらう転出証明書が必要となるので忘れずに持っていきます。この時印鑑登録も同時に行ってしまいます。転入届を出したら、最寄りの警察署に行って運転免許証の変更を行います。運転免許証の変更は現在持っている免許証と新住所の住民票があれば変更できます。
引越しのあいさつは遅くとも1週間以内には済ませておきましょう。

4 まとめ

引越し前は、荷造りの他に色々な書類手続きをしなくてはならないので必ずチェックリストを作っておきましょう。引越し業者がくれる引っ越しマニュアルの中にチェックリストが記載されてある場合もありますのでそれを利用してもよいかもしれません。
仕事をしながらの場合、荷造りと各書類の手続きを同時に進めるのはなかなか大変です。書類の手続きは休みの日に一気に済ませるなどして、平日は荷造りに集中した方がスムーズに進むと思います。
荷造りもどの段ボールにどうやって詰めるかなど考えながらやると意外と大変な作業ですので、予想よりも時間がかかると思ってください。荷造りをスムーズに進めるコツは、最初に述べたようになるべく不要品を捨てて持っていく荷物を少なくすることです。せっかく新しい場所に引越すのですから、荷物に埋もれてしまうのではなくスッキリとして新たな気分で生活を始められるとよいですね。